第20回東京国際映画祭:竹内結子「好奇心生かした」 「ミッドナイトイーグル」舞台あいさつ(2007-10-20)
東京国際映画祭オープニング上映作品「ミッドナイトイーグル」(成島出監督)の舞台あいさつが20日、東京・渋谷のオーチャードホールで開かれ、主演の大沢たかおさん(39)と竹内結子さん(27)ら出演者が登場。大沢さんは「たくさんの人に見てもらえてうれしいしドキドキしている」とうれしそうに語った。
映画は、小説家・高嶋哲夫さんの同名小説が原作。首相の渡良瀬(藤竜也さん)の耳に米軍の戦略爆撃機「ミッドナイトイーグル」が北アルプス上空で消息を絶ったという情報が入る。厳冬の北アルプスでごう音とともに駆け抜けていく赤い光を写真に撮った元戦場カメラマン・西崎(大沢さん)は、高校山岳部の後輩で新聞記者の落合(玉木宏さん)とともに、北アルプスに向かう。落合から送られてきた写真の謎を追っていた週刊誌記者の有沢(竹内さん)は「ミッドナイトイーグルには、特殊爆弾が搭載されている」という情報を入手する……というサスペンスアクション。
普段の生活とは逆の週刊誌記者役を演じた竹内さんは「私自身が持っている好奇心を生かしました」と語った。また、死体の演技を司会者から絶賛された玉木さんは、「生きてる時をほめてください」と苦笑いした。藤さんは「政治家の最大の責務は絶対に戦争を避けること」という劇中のセリフを紹介し、「ぜひ政治家に見てほしい」と呼びかけていた。【松本修】
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