中国インディロック伝説のバンドSnapline下北沢Garageに緊急出演!!(日本語バージョン)
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Snapline来日公演
8月4日(金) 下北沢Garage
出演:Snapline(中国北京)
ゲストバンド:
TAWINGS https://www.youtube.com/watch?v=1CzINCTietA
TENDOUJI https://www.youtube.com/watch?v=j8yQOruIQ7A
ANISAKIS https://www.youtube.com/watch?v=jgsQLau7ZvU
Open 18:30 / Start 19:00
Door\1,000 (+ 1drink order)
最近、ミツメやTempalay、トリプルファイヤーといった日本のバンドが立て続けに台湾や中国本土でライブを行うなど、日中のインディバンドの交流が深まり、日本でもChinese Football、The White Tulipsなどが来日して注目を集めているが、そんな中国のインディシーンを語るときに、なくてはならないバンドがSnaplineだ。
Holy Comments
https://www.youtube.com/watch?v=4f2D7NAKcFc
「イー・アー・サン・スー」のカウントで始まるこの曲を初めて聞いた時の衝撃は忘れられない。いかれた謎のダンスと聴く者を不安な気持ちにさせる歪んだメロディ、Coolなのに気狂い的なノイズギター、執拗に続くベースライン、80年代的なドラムマシーン。
アジアにこんなPost Punkバンドがいたなんて!と、のたうちまわった。のに、筆者がこのバンドを知ったときには既に解散?活動停止?といった状態で、入ってくる情報はと言えば、中国では迷妹と呼ばれる熱狂的なファンがいて(のび太みたいなルックスなのに)キャーキャー言われている存在だとか、どうやらメンバーのひとりは音楽を止めてアメリカに渡りIBMの管理職になったらしいとか。せっかく、こんなバンドと出会えたのに、もう観ることができないなんて…。
それが、今回突然の活動再開?否、一度限りの復活?と、状況がよくわからない中、まさかの日本でライブが決まったとの情報が入り、なんだかよくわからないままにSuperハイになっている。とにかく今回を逃したら次に観られるかわからないし、“伝説の” Snaplineをナマで観たなんて、孫や子から羨ましがられること間違いなし。8/4のライブは日本のすべての音楽ファンに観てほしい!
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【Snapline】
2005年北京で結成。
メンバーは陳曦choral(Vo) 李青Li Quin(g/ky) 李维思Li Weisi(b)
北京の音楽シーンから生み出された、そのサウンドは70年代・80年代のNYのノイズ、ミニマム・ミュージックからアイデアを得ていると同時にJoy DivisionやCureといったUKポストパンクの影響も大きい。2005年からCarsick Cars(Snaplineメンバーが所属していたバンド)などと共に北京・上海を中心に精力的にライブを行った後、ブライアン・イーノがプロデュースした「No New York」からインスパイアされ、そこから名付けた「No Beijing」という名の、北京の新しい音楽ムーブメントを巻き起こした。
元PiLのドラマーのマーティン・アトキンスが2006年末に北京を訪れ、現地のバンドを紹介された際、Snaplineの謎めいた変態的なメロディにたちまち魅了され、ファースト・アルバム「Party is over, Pornostar」をプロデュースする。これが北京インディシーンを代表する傑作となった。
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続くセカンド・アルバム「Future Eyes」は2010年にアメリカでリリースされたが、マーティン・アトキンスと意見が合わず納得なかったため、2012年にセルフプロデュースによって作り直し、中国で「Phenomena」として発表した。
この素晴らしいアルバムは言うなれば、折衷主義時代の「反折衷主義」。Post Punkの要素は身を潜め、ヴォーカルもソフトで陰湿な歌い方で、ビジュアルのアプローチを含め、バンドの知性と芸術性がより深く表現されている。
2枚のアルバムで見せたSnaplineの強烈な個性は中国全土で話題を集めた。国内の多くのメディアにとりあげられ、北京のカルチャーを紹介する英字雑誌「that’s Beijing」で、中国を代表するバンド・ベスト10に選ばれている。また、ギターの李青は英国「Rolling Stone」誌に中国の革新的なギタリスト4名のひとりとして紹介されている。
おすすめビデオ以下です!!!!
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Jenny
https://www.youtube.com/watch?v=zu1iBy0smFE
イントロのベースが印象的なこの曲は彼らの最初のヒット曲。体育館のような会場で撮られたライブで演奏も録音状態は決してよくはないが、だからこそバンドの魅力がよくわかる。日本の大人気バンドの同名曲と比べてもひけをとらないかっこよさ!
The Sound Stage - Episode 41
https://www.youtube.com/watch?v=AbRzCEHEHXI
英語版のCRI(中国国際放送局)で紹介されたもの。バンドのスタイルや歌詞についての貴重なインタビューと「flu」のスタジオライブが観られる。(中国語/英語字幕)
She
https://www.youtube.com/watch?v=MN-iv2ZrSGI
Part of Solution
https://www.youtube.com/watch?v=dtQBmcy_K7w
Aphasia
https://www.youtube.com/watch?v=AqKa_3kRT2o
2ndアルバム「Phenomena」からの3曲はアンオフィシャルビデオと書かれているが、それぞれ、フリッツ・ラングの「メトロポリス」、タルコフスキーの「惑星ソラリス」、ダーレン・アルノフスキーの「π」といった映画をバンドの友人でもあるS.Dummyが編集したもの。まるでこの映像のために作ったのではないかと思うほど、必見の美しさ。
Pornostar
https://www.youtube.com/watch?v=c74dIGcIvOE
アルバムタイトルにもなっており、Snaplineのサイケデリックな面が最も出ているこの曲は、醒めることのない白昼夢か、永遠に続く二日酔いのよう。デヴィッド・リンチやニコラス・レフンの映像が思い浮かぶ。
ディスコグラフィー (視聴・ダウンロード可)
Party Is Over, Pornostar (2007)
http://downloads.maybemars.org/album/party-is-over-pornostar
Future Eyes (2010)
https://tenzenmen.bandcamp.com/album/future-eyes
Phenomena (2012)
http://downloads.maybemars.org/album/phenomena
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